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太成ゴム工業の働き方|40年以上の歴史と未経験からプロを育てるゴム練り技術の現場

  • 豆知識コラム

2026.02.23

高品質なモノづくりを支える「現場の力」

有限会社太成ゴム工業は40年以上にわたり「ゴム生地製造(ゴム練り)」の専門集団として歩んできました。創業は愛知県小牧市、現在は岐阜県加茂郡富加町。豊かな自然に囲まれたこの地で生産活動を行っております。

自動車部品、OA機器、電動工具など、私たちの身の回りにあるあらゆる製品。その性能を影で支えるゴム部品の「源流」を担うのが私たちの仕事です。お客様の要望に合わせて最適な配合を設計し、命を吹き込む。この極めて緻密な工程は、最新の設備さえあれば実現できるものではありません。

「現在のゴム生地より、さらに耐久性を高めたい」
「既存の業者が閉業してしまったが、同じ品質を再現してほしい」

こうした難易度の高いBtoBの課題を解決し、3kgからの小ロット対応やスピーディーな試作開発を実現させているのは、他でもない「現場で働く社員一人ひとりの技術と熱意」です。

本記事では、太成ゴム工業が大切にしている「働き方」のリアルに迫ります。未経験からどのようにプロの技術者へと成長していくのか。そして、その「人の成長」がいかにしてお客様の信頼へと繋がっているのか。製造現場の最前線をご紹介します。

40年以上の歴史が証明する、柔軟で強固な「組織の土台」
職人技の継承と、変化を恐れない新しい力の融合
太成ゴム工業が創業から50年以上、一度も歩みを止めることなく成長を続けてこれた最大の理由は、「技術の継承」と「新しい視点の導入」のバランスにあります。

ゴム練りの現場は、気温や湿度、あるいは微妙な配合の差によって、生地の状態が刻一刻と変化する非常に繊細な世界です。この「数値化しきれない感覚」を熟知したベテラン職人たちが、当社の品質の柱となっています。しかし、私たちは伝統に固執するだけの組織ではありません。

近年では、未経験の若手人材を積極的に採用し、工程の効率化など、新しいアイディアを柔軟に取り入れています。「ベテランの勘」と「若手の柔軟な発想」が化学反応を起こす。この風通しの良さこそが、リバースエンジニアリング(現物からの再現)や特殊な配合変更といった、他社が敬遠しがちな難しいオーダーにも「まずやってみよう」と応えられる太成ゴム工業の強さの源泉です。

BtoB取引で選ばれ続ける理由=「人の定着」
製造委託先を検討する企業の購買担当者様にとって、最も懸念されるリスクの一つが「供給の不安定化」ではないでしょうか。「担当者がすぐに辞めてしまう」「技術が属人化していて、その人がいないと作れない」。こうした不安定さは、製品供給の遅延や品質のバラつきに直結します。

・太成ゴム工業は、社員が長く安心して働ける環境づくりを経営の最優先事項としています。
・無理な長時間労働を抑制する徹底した工程管理
・経験の有無にかかわらず、着実にステップアップできる教育体制
・一人ひとりの成長を正当に評価する仕組み

これらの取り組みによって高い定着率を実現しているからこそ、安定した品質と納期を維持することが可能になります。「太成ゴム工業なら、いつ頼んでも高いクオリティで応えてくれる」。その40年以上にわたる信頼は、社員が自分たちの仕事に誇りを持ち、長く働き続けられる環境から生まれているのです。

未経験から「ゴム生地製造のプロ」へ育てる仕組み
なぜ太成ゴム工業は「未経験者」を積極的に採用するのか?
「ゴムの製造」と聞くと、何か特別な資格や、長年の化学的な知識が必要だと思われるかもしれません。しかし、太成ゴム工業で現在活躍している若手社員の多くは、実は全く異なる業種から飛び込んできた「未経験者」です。

私たちが経験以上に重視しているのは、「素直に学び、地道な変化に気づける力」です。
ゴム練りの仕事は、レシピ通りに材料を混ぜるだけの単純な作業ではありません。その日の気温や、ゴムの塊一つひとつの微妙な個体差を肌で感じ、機械の回転速度や圧力を微調整する。この「感覚」は、先入観のない真っさらな状態からスタートするほうが、かえってスムーズに吸収できる場合が多いのです。

「40年以上のノウハウを、次の世代にしっかりと手渡したい」。その想いがあるからこそ、私たちは経験の有無を問わず、ゼロからプロを目指す志を持った方を歓迎しています。

モノづくり未経験でも安心のステップアップ教育
入社してすぐに「一人で機械を回せ」ということは絶対にありません。太成ゴム工業では、以下のような段階的な教育体制を整えています。

ステップ1:素材と現場を知る(入社〜3ヶ月)
まずは、天然ゴムや合成ゴム(NBR、EPDMなど)の種類を覚えることからスタート。現場の整理整頓(5S)や、先輩の補助を通じて、作業の流れと安全への配慮を体に染み込ませます。

ステップ2:配合と計測の基礎(3ヶ月〜半年)
ゴムの性能を左右する「配合」の重要性を学びます。3kgという小ロットから対応する当社では、ミリグラム単位の精密な計測が求められます。正確に、かつ丁寧に。この基礎が後の品質を支えます。

ステップ3:機械操作と「練り」の実践(半年〜1年)
いよいよロール機などの設備を操作します。先輩が横に付き、ゴムが混ざり合っていく様子、色やツヤの変化をどう見極めるかをマンツーマンで伝授します。

ステップ4:品質検査とデータ管理(1年以降〜)
JIS規格に基づいた品質検査のやり方を習得します。「作ったものが正しく基準を満たしているか」を自ら確認できるようになって、初めて一人前の「ゴム練り職人」への道が開けます。

この「焦らせない、着実な育成」こそが、結果として不良率の低減と、お客様への高品質な提供に繋がっています。

 製造現場のリアルな働き方と環境づくり
ゴム練り職人の1日のスケジュール(モデルケース)
現場の空気感をイメージしていただくために、ある1日の流れをご紹介します。

08:15|出社・朝礼
1日の生産計画を確認。「今日の練り」の注意点を全員で把握します。

08:30|午前の製造業務
配合表に基づき、原料の計量と混練(こんれん)作業を開始。色物から黒物へ、あるいは特殊な合成ゴムへと、多種多様なオーダーに応えていきます。

12:00|昼休憩
しっかり休んで集中力をリセット。休憩室での何気ない会話が、現場の連携を強めます。

13:00|午後の製造・試作開発
午後は量産品に加え、新規案件の「試作」が入ることも。3kgという少量だからこそ、一練り一練りに集中力が求められます。

16:30|品質検査・清掃・メンテナンス
出荷前の製品がJIS規格を満たしているか、厳格にチェック。その後、翌日の製造に備えて徹底的に機械を清掃します。

17:15|退社
残業は少なく、定時で上がれる日も多いのが当社の特徴。仕事の充実は、プライベートの安定から生まれると考えています。

安全第一の設備と、長く働けるワークライフバランス
「工場は暑くて、きつくて、危険」というイメージを持たれるかもしれませんが、太成ゴム工業は常に環境改善を続けています。
最新の安全装置の導入はもちろん、粉塵対策や空調設備の配慮など、社員が健康に、かつ安全に働ける環境づくりには投資を惜しみません。

40年以上続いてきたこの場所には、ベテランから若手までが互いをリスペクトし、モノづくりに没頭できる「心地よい緊張感」と「温かさ」が共存しています。

現場で働く社員の声と、これからの太成ゴム工業
ベテランと若手が「技術」で繋がる風通しの良さ
太成ゴム工業の現場を象徴するのは、作業の合間に交わされる「対話」の多さです。40年以上のキャリアを持つベテランと、入社数年の若手が一つの配合表を囲み、「今日の粘り具合はどうだ?」「もう少し温度を下げてみましょうか」と意見を交わす光景は、日常茶飯事です。

実際に働く若手社員からは、こんな声が聞こえてきます。

「最初はゴムにこんなに多くの種類があることすら知りませんでした。でも、自分が練った生地が、有名な自動車パーツや工具の一部になると知ったとき、自分の仕事が社会を動かしているんだという実感が湧きました。ベテランの先輩方は、単に『やり方』を教えるだけでなく、『なぜそうするのか』という理由を論理的に教えてくれるので、納得感を持って成長できています」

こうした「世代を超えたリスペクト」があるからこそ、技術の停滞がなく、常に進化し続ける組織であり続けられるのです。

カーボンニュートラルと、持続可能なモノづくりへの挑戦
私たちは、40年以上の歴史を誇りに思っていますが、視線は常に「未来」を向いています。現在、製造業界全体で求められている「環境負荷の低減」についても、太成ゴム工業は真摯に取り組んでいます。

「古い歴史があるからこそ、新しいことにも大胆に挑戦できる」。
この姿勢こそが、長年お付き合いいただいているお客様への「変わらない安心」と「新しい価値」の提供に繋がっています。私たちはこれからも、ゴム生地製造のプロフェッショナルとして、社会のニーズに合わせた柔軟な進化を続けていきます。

太成ゴム工業が、あなたの「想い」を形にします
本記事では、太成ゴム工業の「働き方」の裏側をご紹介してきました。
40年以上の実績が裏打ちする、安定した品質と信頼。
未経験者をプロへ育てる、手厚い教育体制とチームワーク。
3kgからの小ロット対応を支える、現場一人ひとりの柔軟な思考と高い技術力。

私たちの仕事は、単にゴムを練ることではありません。お客様が抱える「開発の悩み」や「製造の課題」に寄り添い、最適な「答え」を形にして提供することです。そしてその「答え」を生み出しているのは、日々現場で汗を流し、技術を磨き続ける「人」に他なりません。